診療科・部門Departments
骨密度検査
骨密度検査では骨の密度を測定します。当院ではX線を用いて腰椎と大腿骨の付け根部分で2種類のX線エネルギーによるDXA法での精度の高い測定を行っています。女性では20~25歳をピークに骨密度の低下が始まります。そして閉経以降、エストロゲンという女性ホルモンの低下に伴い、骨密度は著しく下降する傾向にあります。骨密度が若年成人平均値(YAM)の70%を下回ると骨粗しょう症と診断され、転倒などによる骨折のリスクが高まるとされています。骨密度を知り管理することは、ご自身の、あるいは高齢ご家族の骨折リスクを低減させ、生活の質を維持することにもつながります。
検査は仰向けに寝ていただくだけの5分ほどの検査です。
検査は仰向けに寝ていただくだけの5分ほどの検査です。
お願い
腰椎・大腿骨に骨折の既往があり、金属を入れた手術の経歴がある方は正しい測定結果が得られなくなります。検査前にお申し出ください。検査前にも重ねてお尋ねします。